スピリチュアルのセッションは能力を誇示するためのものではない
スピリチュアルのセッションを受けた時に、「で???」ってなったことはありますか?
先日もセッションをしていた時にお客さまが言っていたのです。
色々なスピリチュアル系のセッションとか占いとか受けたけど『で???』ってなって『結局何すればいいの?』ってなるんですよね…
って。
すごくわかりますよ〜。
そういう方結構いらっしゃるんじゃないかなーと思うのです。
他の所でセッションしたら逆にすごく悩んでしまって…という方を私も今まで何人も対応させていただいたことがあるのですごくわかるのです^^;
スピリチュアルのセッションで解決法まで伝えていますか?
まず話を聞いていて思うのが、『誰のためのセッションなのか?』というところ。
そういう場合、セッションする側の能力を誇示するようなセッションになっていると思うのです。
ここも無意識の部分なのですが、明確な解決法が出てこないのであれば、このような能力を誇示するようなセッションはしない方がいいと感じています。
解決法がないのに何か感じたことや聞こえたこと視えたことを言いっぱなし…
それではお客さまはスッキリするどころか不安がどんどん大きくなるし、ネガティブな方へ引っ張られてしまいますよね。
なぜそれが起きていて、それを解決するにはどうしたらいいのか?
そこまでちゃんと伝えてあげないとお客さまは路頭に迷ってしまいますT_T
スピリチュアルのセッションで言わなくてもいいこと
でもよく聞くのは
〇〇な存在がこう言ってる
何か良くないエネルギーが憑いてる
過去世がこうだからこうなってる
カルマによるものだ
など聞こえた視えたものをただ言い放つだけで終わるもの…
それは「で!?!?」ってなりますよね^^;
その先が無ければお客さまはどうしたらいいのかわかりません。
私たちセッションする側も段階があるし、今の段階で解決法がわからないのであればただ言い放つのはやめた方がいいのです。
それはお客さまにとって解決や気付きになっていないし、自分の聞こえた視えたという能力を誇示してるだけのセッションになってしまっているからです。
セッションの質を高めるために霊性を高めることが大事
もし自分が感じたことに対して、今まだわからない段階だとしたら、そこを感じ取れるように自分自身を成長させていく必要があります。
学びや経験を深めて霊性を高めていくのです。
だからこそ、私たちセッションする側は自分自身の現状を知るためにもわからないことを”わからない”とちゃんと認められる自分であることが大事なのです。
それがあるからこそ成長していけるのですから。
でも、そこの意識からズレて能力を誇示する方向へ向いてしまうと成長する機会を失うことになってしまいます。
本当の意味で霊性を高めてより良いセッションにしていくには、ここの無意識にちゃんと細かく気づいていく必要があるんです。
能力を誇示するセッションになっていないか?
「わからない」をちゃんと受け入れられるか?
ここが本当に大事なポイントです!
スピリチュアルのセッションでよくある過去世やカルマについて
ここ最近もお客さまのセッションでカルマによって滞っていた流れがあって、そこを何とか自分の行動で解消できるように意識の向け方をお伝えしたのですが、それによってどんどん現状が良い方向へ変化してきたのです。
(ただ、解決法を提示したとしても受け取るか?受け取らないか?は相手の領域でどちらでもいいのですよ^^行動するか?しないか?も相手の選択です。)
でもね!
少し前の私はカルマのことなんて恐ろしくて触れることはできませんでした。
だってカルマの仕組みや解消の仕方なんて全くわからない状態だったから。
そんな状態で無責任なことは言えません。
もちろん今も全てのカルマのことをわかったわけではなし、この深い魂のことについてわからないことも沢山あります。
視えない世界の全てを私の段階で知ることは不可能です。
でもここまで歩んできて、今の段階でわかること大切だと感じること、目の前の人にとってより良くなることをお伝えしていきたい…と思いながら私も日々向き合っています。
スピリチュアルのセッションはお客さまが幸せになるキッカケのためにある
スピリチュアルのセッションは目の前の人の幸せへのキッカケのためにあります。
セッションする側の優越感のためにあるのではないのです。
お客さまとの関わり、繋がりによって、もちろん私たちも大きな気付きや幸せをいただいています。
でも優越感や特別感、自分が上に立つためではありませんよね。
だからこそ、スピリチュアルのセッションをする側は、自分のセッションでの感情の揺らぎをちゃんと観察することが大事!
スピリチュアルのセッションをしながら自分の内側に細かく向き合うこと
そして
自己顕示欲からくるものなのか?
優越感からくるものなのか?
自分は特別な存在でありたいのか?
などの意識に細かく気づいていく必要があります。
そしてそこに気付いたら、ちゃんと自分に向き合っていく必要があるわけです。
セッションをする側は自分への向き合いが本当に大事です。
お客さまより優位に立っているような意識がどこかにないか?細かく気付いていくことがより良いセッションをしていくためにはものすごく大事なことなのです。
そこをちゃんと意識していると、解決法がないことを言いっぱなし…ということは起きないはずです。
いつも目の前のお客さまのことを想いながら、より良くなっていくため、気付きのためのサポートをしていることを忘れずにいましょうね。
そしてそのために私たちは日々成長していきましょう!