自己愛と自己中は意識の向け方が全く違う

“自己愛と自己中”

最初はすごくザワザワしてしまいがちなこの二つの意識ですよね！

自己愛なのか？

自己中なのか？

よくわからない…とか。

「自己愛に生きるって自己中じゃない！？」とか。

前回もお話したように“ありのままに生きる”…つまり自己愛に生きるということは、自分自身へ全責任を持つことです。

セッションだったりプライベートでもお客さまや周りからよく聞くことをひとつ例にあげて、自己愛と自己中の違いのお話してみますね。

前回の記事はこちら

よくある出来事と湧き上がる感情

このブログを読んでくださっている方は自己探究の意識が高い方だと思うので、色んな学びを沢山してきているはずです。

あなたは色んなセミナーや講座を受けて「何か違う…」って感じたことはありますか？

そしてその講師や主催者に対してモヤモヤやイライラってしたことはありますか？

その時講師や主催者に対して反論したり意見したりしますか？

自己愛からの行動？

特にね、色んな学びや経験をしてきた方やお仕事にしている方ほど多くの知識も持っているし「何か違う…」「間違ってない？」ってことを感じることもあるかもしれません。

だから“自分を我慢せず思っていることを言う！”っていう選択をする方もいるかもしれません。

“自分を大切にする”イコール”自己愛”

だから自己愛を意識して、言いたいことを言う！って行動すると思うのです。

自己愛と自己中の意識の違い

まずね、“その講座やセミナーを選んだのは誰か？”ってとこです。

はい！自分ですよね？？？

“あなた自身がその講座やセミナーを受けることを選択した”のです。

つまりね、あなたがモヤモヤ〜イライラ〜としようと、相手(講師)は何も悪くないということ。

その人にはその人の世界観があります。

でも、あなたはその人の世界観に対して「間違っている！」って感じるからモヤモヤ〜イライラ〜っとするわけです。

だけど、そこに正しい、間違ってるはありません。

その人の世界に勝手に踏み込んで「それは違う！」って言っている状態なのです。

これね、個人レベルで見てるからわからなくなるのだけど、広い目で見たら戦争と同じ意識なのです。

これは自己愛ではなく自己中ですよね。

もし「何か違う…」って感じたのであれば、相手に反発し、相手にわからせようとか、変えようとするのではなく、そっとその世界を抜けましょう^^;

わざわざ自ら戦争を起こすように意見する必要はありません。

これをやっていってもあなたの目の前には次々とイライラ〜モヤモヤ〜っとさせられる人が現れるでしょう。

それはあなたの深い部分をわかってあげるという自己愛ではなく、あなたの中に何か気づくべきことがある状態だからです。

相手にわからせようとして意見を押し付けている状態ということに気づくことが大事です。

それに先にも言ったように、“自分でその講座やセミナーを受けることを選んだ”ってことをもう一度自分自身で感じてあげてくださいね。

自己愛とはどこまでも素直になること

そしてもう一つはそれを受けてモヤモヤ〜イライラ〜っとするなら、その選択をした時の自分自身を見ることです。

ハートの感覚より、焦りや不安、損得勘定からの思考で選んだ感覚があるはずです。

その自分自身に素直に正直になることがものすごく大事なのです。

素直に正直になってちゃんと本当の自分自身に寄り添ってあげること。

内側の答えを聞いてあげることです。

自分を愛してあげるとはこういうことなのです。

どんな自分も責めず、ダメ出しせず、どこまでも素直になるというと。

自己愛と感謝への流れ

そうすることで、自分の内側から大きな気づきが起き、その講座やセミナーに参加したことも、ものすごいプラスな出来事になっていくのですよ^^

きっとここの気づきが起きてきたら、講座やセミナーの内容は別として、もっと深い魂レベルでその講師の方に感謝が湧いてくるからです。

この講座を選択して参加した意味もわかるはずです。

だからこそ、この講座を選択した自分にも感謝と愛を感じるようになるはず。

最高の自己愛ですよね。

自分自身の感情や想いに
とことんまで素直に正直になること

そしてそこから行動すること。

自己愛とは、“我慢せず相手に反論したり反発する”という怒りから行動することではないのです。

自己愛から尊重する意識が生まれる

別の記事でもお話していますが、スピリチュアルや癒し系のお仕事は特になのですが…

お仕事をする側になってお客さまやファンが増えてくると何者かになりやすい業界ですw

あの人は間違ってる！

私が正しい！

という意識になっていないか？

そこに気づき、自分自身に丁寧に向き合っていくことが大事ですよ。

このお仕事は謙虚な意識で、どんな時も、どんな場面でも、内側に学びと成長を起こしていくことが大切です。

あなたがどんな自分のことも愛し認められたら、相手のことも「それでいい」って思えるのです。

正しい、間違っている

ではなく、「私とは考えが違うけど、あなたはそういう世界なのだね」って尊重できるってことです。

もし、相手のことを「それは違う！」イライラ…とするなら、自分の中に何か赦せない自分自身がいるんだなーって意識して寄り添ってあげてくださいね。

“自己愛と自己中”

今回は例を挙げて微妙な違いを書いてみましたが、自己探究好きな人も、お仕事にしていきたい人もとっても大切なことなので、ぜひ丁寧に自分自身を意識していってくださいね^^