相手からの感謝で存在価値を保つこと
セラピスト・ヒーラーさんがよく陥ってしまっている意識についてお話ししてみたいと思います。
セラピスト・ヒーラーさんはもともと優しい方が多いですよね。
そして自分の過去に辛い経験があったり・・・
だからこそ人にも何かできることは・・・
という優しさからサポートするお仕事に興味を持つことが多いと思います。
感謝される私への満足感
でも!!!
でもです!!!
あなたはどんな自分をも大好きだと胸を張って言えますか?
しかも深い部分から。
ここかなり重要な意識です!
実はね、私もスピリチュアルの世界に入りたての頃は真っ新なありのままの自分のことを好きなんて言えませんでした。
そして誰かをサポートして喜ばれる、感謝される私に生きがいを感じていたのです。
びっくりなのはそこに生きがいを感じているのは無意識だってこと・・・
これかなりヤバいのですw
あなたの存在価値を測るもの
相手からの感謝が必要な私
あなたの中に、人をサポートして喜ばれる、感謝されることが生きがい・・・って意識があったら
- それはただ純粋にこの仕事が好きだからなのか?
- それとも相手から感謝されることで存在価値を認められているのか?
- 相手があって自信を持つことができているのか?
この違いはものすごく重要なポイントになってきます。
無意識でも後者の意識があるなら、感謝してもらうためにサポートできる誰かを探し続けます。(無意識下でね)
その上、内側は常に穏やかではいられないのです。
常に相手の反応が気になるからね。
外側から価値を測ってしまう
でもこの無意識の厄介なところはw
顕在意識では”いいことしている”って意識しかないこと。
そして周りから見ても”いいことをしているいい人”にしか見えないこと。
無意識下では自己肯定感低くて、ありのままではいられないから、誰かをサポートすることで存在価値を保っている・・・のにです^^;
だからね、無意識下では困っている人がいなくなると逆に困るのです。
自分の価値を保てるものがなくなってしまうからね。
宇宙の真理に気づいた時
私こそ!この無意識めちゃくちゃあったんですよ〜w
今考えると昔はかなりお節介な人だったと思います。
でも!宇宙と自分に繋がっていくうちにどんどん真実が見えてきて、本質のエネルギーに気づいていったのです。
そして『今までやってきたのは自分の存在価値を保つためだった!』ということに気づいちゃってね。
ヤバい自分を目の当たりにしたのです・・・
誰のためのセッションなのか?
もーもーもー・・・
その時のことはいまでもハッキリと覚えているのですが、今までの自分がガラガラと音を立てて崩れていくような感覚・・・
私ってなにやってたん・・・・???
誰かのためにやってたと疑わなかったのに全部自分のためでしかなかった・・・
え???私って何者???
って感じで数日闇堕ちしましたw
私の使命と疑わなかったもの
それで今まで”人をサポートする、誰かを救うことが使命なワタシ!”だったわけなので、そこのアイデンティティがプツッと無くなってしまい・・・
これから私は何をしていけばいいのか?何を生きがいにしていけばいいのか?もはや私はいったいなんなのか?
かなりの期間苦しかったのを覚えていますw
感謝とエネルギー循環
でもそこからの「私はこれがやりたい!!!」への想いがどんどん出てきたのです。
それは”誰か”がいて認められるワタシではなくて、本当のワタシがただただしたいこと!
そしてそれが結果的に誰かの役に立っていくということ。
今もやってることはさほど変わらず、サポートだったりしますが、その時と今とは意識が真逆なのわかりますか?
そして最高のエネルギー循環がものすごく起きるのです。
- 昔
-
誰かがいて感謝されることで価値のあるワタシ(絶対に感謝されないと幸せになれない)
- 今
-
ワタシが楽しいからやることで結果的に誰かの役にたって感謝される(どんな時も幸せなので感謝はあくまで相手の領域のものと思ってる)
ヒーラーとしての自己愛の大切さ
でね、この無意識の何が一番厄介かと言うと・・・
相手の領域にグイグイ入って相手の問題を一緒に背負ってしまうこと!
つまり、相手の重要な学びまで奪ってしまうってこと!!!
本当にこれ問題です!
つまり、この状態だと相手は自立できません!
サポートする側はその相手がいないと自分の価値が無くなるので、この人(クライアント)は私がいないとダメって無意識下では思っているのですよ〜
なのでその想いが前提にある状態でエネルギーは循環します、イコール、自立できないのです^^;
何度も言いますが、あくまで気づいていない無意識ね!!!
エネルギー循環とかもっと細かい仕組みの説明は講座を制作中ですよ〜^^すごく濃い内容になるのでちょと時間が掛かりますが。
だからね、セラピスト・ヒーラーはどこまでも純粋に自分を愛することが大事なのです!!!
その内側の自己愛のエネルギーでないと相手は自立できないのですよ!
自己愛、自分軸の真の強さが大事
そうそう!
ハワイの古代哲学に『良かれと思って』と相手に手を差し伸べることは、人を意図的に傷つけるくらい罪である・・・
というのがあるそう。
クライアントにとって一番大切なこと
今ならものすごくわかります!
『良かれと思って』手を差し伸べることは相手の学び、自立を奪っているんだってことを。
ヒーラー、セラピストを目指す人はほんとに優しいからね。
自分のことのように感じて相手の感情を取り込んでしまいます。
(これめっちゃ疲れるでしょ?その原理もまた話していきますね〜)
でもそれは本当の意味で救っているわけではないということなのです。
そうなってしまうなら、どこまでも内側を見ていく、向き合っていく必要があります。
本当の優しさが活かされるのは強さあってこそ
私たちセッションする側はフワッとした優しさだけではなく、ブレない強い軸を持つ必要があるのです。
人は誰もが自分で立ち輝く力を持っているのです。
その力を心から信じてあげること、その上で私たちはサポートをするのです。
それだけ強く自分を愛し信じられているか?
技術うんぬんの前にものすごく大事なことです。
そのためにも自分自身をどこまでも愛し信じていくのですよ^^
セラピスト・ヒーラーさんにとって本当に本当に大事な意識ですからね。
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