地球と宇宙と自分しか存在しなかったセドナでの”スピリットクエスト”
前回のセドナのお話の続きを書いてみますね^_^
前回の記事はコチラ
スピリットクエスト当日・・・
思い返してみたら全く記憶がない!!!w
自分でもびっくりなのですが、その日の朝にしたセレモニーもほとんど覚えていないのです。
でもそれだけ緊張していたし、自分自身と向き合うことに全集中していたのは感覚は残っています。
そしてものすごく神聖な世界にいたのだという感覚。
物や人で溢れている、便利な生活をしている自分の感覚から切り離されて”地球と私”しかない世界に向かう何とも言えない緊張感、神秘性、そんな感覚でした。
そしてこの”スピリットクエスト”は本当に神聖なセレモニーであるので事細かには話せませんし、その時の写真も見せられません。
そして魂で受け取ったものは壮大すぎて文字には起こせないのです。
なので話せる範囲で書いてみますね。
クエストはセドナの何も無い大地で一人、ただひたすら自分と向き合うんです。
持って行けるのは
寝袋
タオル
ストール
防寒具
敷物の布
それくらいです。
そして適度なジュニパーの木を見つけてその木の根本で過ごすのです。
最初はちゃんとしなきゃ!みたいな気合とか不安とか思考がぐるぐるしてたり
Shiaも言ってたのですが「携帯携帯・・・」とか日常の癖が出てしまったりしてましたw
でもただただ、この壮大な大地にたった1人でいることで、ただここに存在している自分になっていきました。
周りのサボテンや、少し生えている植物、ジュニパーの木、虫や鳥
全てから”命を純粋に生きている”という壮大なエネルギーを感じ、この自然から人間のちっぽけさをものすごく感じました。
それは、この自然や動物たちという存在からしたら、人間が捉えている世界の領域はものすごく小さなものだということ。
そして、時々ものすごい気付きと共に、深いところから涙が溢れてくるのです。
「生きていてよかった・・・」
これに通じる壮大なメッセージを魂で受け取った時は同時に
「この命を生き切る」
大きな決意に繋がっていきました。
そして陰も陽も含め、今まで関わってくれた沢山の人への感謝もです。
夜は涼しくなってくるのでホッとするのですがw
コヨーテが群れであちこちで遠吠えしていて、近くで聞こえてくると
「怖っ!!!」
「来ないよね?ここまで来ないよね!?」
「来たらどうしよーー!」
てなるのですがw
とにかく自分を信じてここにいるしかありません。
でも次第に、月夜とコヨーテの声、夜風の感覚が心地良くなっていくのです。
不思議・・・
一番キツかったのは次の日で、本気で熱中症か熱射病とかで死ぬかも・・・という感覚になってめちゃくちゃ焦りましたw
でもそれでも
自分の内側はとても穏やかなのです。
「絶対に大丈夫」「何も心配いらない」
外側は焦りまくっても内側に繋がるとこうなのです。
やばい!って焦って外側や頭の中にある色んな知識にフォーカスしちゃうと一気に持っていかれます。
「あーこのちょっとの差で究極の時って命を落とす人と助かる人って別れるのかも・・・」
ってものすごく感じた瞬間でした。
(あくまでも私の感じたことですよ)
そして、そのちょっと前に膀胱炎になり、またそれも焦った原因でした。
私はクエストに行く1年前くらいから膀胱炎を繰り返すようになって、すごく不思議だったのですが、クエスト中にもなったんです!
でもここでなるってことはかなり意味あるよね・・・って思って自分に集中していたら、その原因となる感情がブワッと湧き上がってきたんです。
それはもうおどろおどろしい感情ですw
自分では認めたく無いようなすんごく黒い感情。
それを膀胱に溜めていたんですよ。
バレないように隠してたのw
(ヤダーーーw)
でもそれを感じた時に、これがあったらそりゃ不調を起こすよね〜ってめちゃくちゃ納得しました。
そしてその感情を受け止め、感じ切った時に「もう治るな・・・」って思ったんです。
そしたら案の定すぐ治ったんですよ!
すごいですよねw
そうそう!前回書いた足のすねのブツブツも、クエスト一日目で綺麗さっぱりと治っていましたw
私の身体は「無駄にブツブツにエネルギーを注いでる場合では無い!」と思ったんだな〜とw
だって水も食べ物もないですからね。
身体はブツブツとか出す余裕ないワケですw
だからね、このことから
人って自分に目を向けることから背けて、無駄に色んな物に頼って余計に色んなことを悪化させてる場合もあるよね・・・って思いましたよ。
そんな大したことではないのにすぐ薬に頼ってしまうとかね。
(これはクエストではなくハイキングに行った時のジュニパーの木)
身体の色んな変化もあった2日目ですが、お昼頃からはもう何も考えられない状態ですw
そこからは、本当にただここに存在している”命”でしか無いのです。
(もうキツくて下手に動けませんからwジュニパーの木の下に転がってるただの人ですw)
小さい虫も、私の目、鼻、口の粘膜から水分を取ろうとしてすごい寄ってくるんですよ。
タオルで顔をガードするけど、暑いからずっとしてられないし「もーーー!!!」ってなってましたw
でも虫ももう私が人間ではなく、ただただここにある同じ命という意識だったんだろうな。
警戒心の強いハチドリもすごい近くまできてブンブン飛んでいたし。
“スピリットクエスト”
ただただ
”この地球と宇宙と私”
という感覚の中で受け取ったものは壮大でした。
脳みそで整理して言葉にする、文字にする、そんなことは到底できないものでした。
(Shiaから言われていたのだけどね!本当だった!!!)
言葉に納めてしまったら受け取った10分の1も伝わらないくらい。
(だから”本”には本質や心理に辿り着くまでのことは載せられないんだということも実感しました。)
やっぱり私たち人間は、知識だけではなく、自分のこの身体を使って行動し経験することこれがセットなのです。
これがあって初めて少しづつスピリット(魂)に目醒めて行くのです。
(スピリットクエストのようなことをしなければならないということではなく、色んなジャンルにおいても知識だけではその物事の本質的な部分辿り着けないということ。私たちがなぜこの肉体という身体を持って存在しているのかということ。それはこの身体を使って”経験”することが大事なのです。)
そして、クエストが終了した朝
Shiaの家でのセレモニーも終え、Shiaが用意してくれたお茶を飲んだ時に・・・
”人間に戻った・・・”
って感覚がすごかったです。
それと同時に、色んな思考もやって来るのだけど
「あー人間だなー」
「生きてるなー」
っていう純粋な感覚。
とにかくクエストでは、肉体の辛さとともに、とんでもなく大きなことを沢山受け取らせてもらって
「とにかく全てがすごかった!」
これしか言えないっていうw
(ここまできてめちゃザックリーーーw)
そしてクエストはこれで終わりではないのです。
ここからが本当のクエスト。
受け取ったものと共に現実を生きるのです。
私は受け取ったものと共にこの現実を生き、それを魂で大切にしています。
全て言葉にはできなくても、そのエネルギーと共に生きています。
だからこのエネルギーが、多くの人の気づきのキッカケになればと思っています。
そこからどう行動し更に深い気づきを得るかはあなた次第ですからね
このセドナでの体験や
から私が感じたことをまた次回書いてみますね