自己愛を深める赦しから内側の陰陽を統合させる
自己愛より他者にどう思われるかが重要だった頃
昔の私は
- 私に優しい人
- 私にとって害のない人
- 私の味方でいてくれる人
を好きだったのです。
しかも大大大好きだった!
絶対に手放したくないくらいに…
執着レベルの好きだったのです。
だってその人たちがいなくなったら恐怖だし孤独になってしまうから…
自分の内側を優先ではなく、その人たちに嫌われないような良い人な自分をまた無意識でどんどん作り上げていってました。
そして
- 私に優しくない人
- 私にとって害のある人
- 私にとって敵な人
が嫌いでした…
しかも大大大嫌い!!!
そういう人に対しては強烈に拒否反応で大っ嫌いで…
そういう存在がいるとすぐに誰かに愚痴を言いたくなっていました。
昔の私にの中には常に
と
が存在していたのです。
陰陽の法則と内側の世界
この世は陰陽のバランスでできていて、それはこの世の法則です。
“強烈に大嫌い”が存在していたから
“強烈に大好き”も存在していたのです。
漆黒のような強烈な闇が存在しているから
強烈な光が存在する
ボヤッとした闇ではボヤッとした光しか存在できない
そういう世界だからです。
陰陽のバランス・自己愛と他者愛
だから
大好きがあれば
大嫌いが存在する
でも自分と宇宙に繋がりだしていくうちに、ある時から人間関係においてはその感覚がどんどん無くなっていったのです。
常に存在していた「大嫌い」な人への感覚が無くなっていったからです。
最初は変な感じがするわけです。
あんなに大好きって思ってたのにその感覚が薄れていく…
私はどうしちゃったんだろう…ってなんかちょっと冷たい人間に感じてきてそこにモヤっとした時期もありました。
でもその人が嫌いとかではなくて、穏やかで温かい感覚なのです。
好き嫌いでいったらもちろん「好き」
でもあの頃の「大好き!!!!」みたいな粘質強い好きではないw
心地良い感覚で尊敬で感謝で…
言葉にすると難しいけど、とにかくすごく穏やかで温かい感覚なのです。
色んな物事に対しても好きが存在するから嫌いも存在するのだろうけど、私はまだまだそれは味わいたいのだと思う
ただ、人間関係においてはこの感覚になって本当に“生きるのが楽になった”のです。
というか、むしろ出逢う人出逢う人が温かくていい人で感謝で…
こんなに穏やかで心地良い世界が存在するんだなといつもジーンとするわけです。
自己愛を深める赦しと統合
そしてその世界に行くためには、自分自身の全てに赦しを起こすことです。
自分自身のどんなことも責めない、ジャッジしないこと。
怒り、悲しみ、恐怖、嫉妬、妬みなどの感じたくない見たくない自分が出てきても否定せず寄り添ってあげること。
綺麗事だけでは深い赦しは起きません
どんなに汚いと感じるものが出てきてもちゃんとあなた自身が寄り添ってあげるのです。
そして怒り、悲しみ、恐怖、嫉妬、妬みが手放されていったら、反対側にあった喜びが必ずやってきます。
そしてあなたの内側にあったものがプラマイゼロになっていくのです。
自己愛と陰陽のバランス
あなたが誰かを強烈に嫌いと感じるのは、あなた自身の何かを強烈に嫌っているからです。
あなたの内側が中庸に近づいていくと他の誰かに対してもそれと同じ感覚になってくるのです。
だから誰かに対して強烈に拒否反応や嫌いという感情が起きることも、あなたの内側、魂の成長にとっての大きなヒントです。
あなたがあなたをフラットに見てあげることができたら、誰かに対してもその視点で見ることができる。
誰かに対して思い込みや感情からではなく真実の眼で視れることは本当に心地良いものです。
そしてスピリチュアルの仕事をしたい人ならここもとても大切な部分なのですよ。
なので、まずは自分自身の全てに赦しを起こしていきましょうね。