無償の愛と本質の世界
この記事は23.11.3に新しくリライト済み
私はスピリチュアルの世界を学ぶまで、ずっと生まれた環境や育った環境に劣等感を抱いていました。
その結果、心にも身体にもどんどん硬い鎧を着せていったのです。
なので、大人になった私はとんでもない拗らせ女子になっていました…
でも、今まで普通だと思い疑いもしなかった思い込みや、この世の中の制限や常識を意識から取っ払ったら、全く違う世界が見えてきたのです。
それは魂の視点で見える本質の世界。
宇宙の真理や愛という本質から見たら、私がいる世界はびっくりするくらい全てが『愛』だったのです。
ここからは不快に感じる方もいるかもしれないのでその時はすぐスルーしてくださいね。
愛というものがわからなかった時代
私の父親は家庭のある人。
母は未婚の母という人生を選びました。
でも2人の間には依存も制限も何もなかったんです。
愛そのものしかなかった。
そして父は二つの家族を何不自由なく養ってきました。
私の小さい頃は母子家庭の子って学年に私しかいないような時代でした。
自分だけ何かすごく欠陥があるような、何とも言えない感情があったのは今でも覚えています。
「加藤の家はお父さんがいない」
と言われた一言も小さい頃の私にはものすごく傷つく言葉だったのです。
小さい頃から父とはすごく仲良しでいつも会っていたけど、なんで一緒に暮らせないのかもわからずとても悲しかったのを覚えています。
子供が聞いてはいけない大人の事情があることはなんとなく感じていたので、私の心はモヤモヤでいっぱいでした。
無償の愛を与え続けてくれた叔母
そしてなぜか・・・
父の姉家族がすごく私たち親子を気に入ってくれて面倒を見てくれるようになったんです。
父がその姉にお願いしたという事もあるけど、今考えたらすごい事ですよね…
本当に観音様みたいな人ですよ!
社会的に成功していたというのもあったし、当時から人を一般的な常識で見るような人ではありませんでした。
今、私がこの生き方になって本当によくわかったことです。
遠くに住んでいるので頻繁には会えないけど、いつも山形に来てくれたり、呼んでくれたりして会っていたのです。
そして叔母と叔母の家族はみんな私と母と仲良くしてくれました。
叔母は私を本当の孫のように思ってくれていました。
叔母の家はいわゆる成功者といわれる家庭。
叔母と一緒だと一流セレブのような扱いを受けるのです。
でも帰ってくると犯罪者かのような隠れて生きなければいけない、世間から後ろ指を指されるような、何か悪いことをしているかのような感覚。
父の家族とは絶対に鉢合わせてはいけないし、私の存在はバレてはいけないといういつも何かに見張られているような感覚でした。
他にも沢山の嫌な事があって、本当の自分を隠すようにどんどん謎の制限をかけていきました。
こんな両極端な世界で生きていたので感情もすごい忙しいわけです^^;
今も思うと、本当に陰と陽のような世界だなと感じるのです。
愛に気づくための深い学び
でも今はね、魂レベルでこんなに学びの深い生活をさせてもらった事に感謝しかないんです。
こんなに小さい頃からこんなに沢山の経験をさせてもらえて学ばせてもらったことは、確実に今に繋がっているから。
なぜ、この境遇を選んできたのか?という魂の課題も今はすごくよくわかります。
色んな概念を取っ払って本質から見た世界は、こんなにも愛に溢れた世界だったのだから。
父と母はもちろんのことですが!
叔母と叔母の家族の愛の大きさに驚きました。
小さい頃やスピリチュアルのことを知る前は、全く気付いてなかったから。
今になってこの愛の大きさが本当によくわかるのです。
叔母は亡くなっているので、今の感覚でこの3次元で会いたいなと思うけど…
でも全ての流れはこれが最善なのです。
全ては宇宙、そして魂の計画通りなのだと深く感じます…
叔母が亡くなってから更に存在の偉大さに感動して、今も尚、沢山の気づきを与えてもらっているのです。
無償の愛に溢れていた本質の世界
昔私は、生まれてこなければ良かったんじゃないか・・・って何度も何度も思っていました。
私が生まれたことで色んな混乱を招いて、きっと恨まれてもいる。
愛される資格はないし、幸せになってはいけない人間なんだって。
何でこんな家に生まれたのだろう…
父母のせいで私の人生は最初から狂っている…
そんな事にばっかりフォーカスしていた時期がありました。
だってきっと父の家族からしたら恨みますよね。
(それも十分わかっているのです。)
でもね、魂の視点で見たらそれとは真逆の「本当の無償の愛」がそこにはありました。
父母の愛
叔母の愛
揺るぎない愛
それに気付いた時には涙が止まらなくなりました。
叔母と家族は、私たちの事で実家との縁を切ってまで私たちをサポートをしてくれたのです。
本当に観音様みたいな人ですよ。
そして叔母に言われたことがあります。
「おばちゃんはね、お前とお母さんが大好きなんだよ。すごく気立てが良くておばちゃん大好きなんだよ。」
叔母の家族も私たちをとっても愛してくれました。
常識や制限を外した真っ直ぐな愛がそこにはありました。
叔母も家族も私たちの深い部分しか見てなかった。
そして自分を最高に満たしていた人でした。
ものすごく自由な人。
だからものすごい豊かさの中で本質だけ見て生きていたのだと思います。
今だからわかる事ですが!
私はなんて素晴らしい体験をさせてもらったのだろう…
愛とお金のエネルギー
そしてね、「お金というものは本当に素晴らしいものだ」という事も気付いたのです。
それは、小さい時から叔母が見せてくれてたものでした。
豊かさのエネルギーの中に居れば居るほどに制限が外れ、ものの本質が見えてくるんだと感じています。
制限のない真っ直ぐな愛で見れるという事です。
それだけお金のエネルギー、つまり豊かさは周りを幸せにできる素晴らしいエネルギーなのです。
小さい頃はなんでこんな最悪な所に生まれてきたんだろうと思っていた事が、実は全てにおいて最高に幸せな世界だったって事に気付き、私は最初から最高に幸せな人間だったのです。
『陰と陽』
物事には必ず存在するものです。
これも長い年月をかけて身をもって体験したことだと感じているのです。
陰だと思っている事には必ず陽があります。
そしてそこに気付いたら人生は180度変化するのです。
叔母は私にとんでもなく大きく大切なものを残してくれました。
今も尚、私の魂は叔母から沢山のことを受け取っています。
私も常識や制限を外していくようになって、本当に大切なものや素晴らしさに気付く事が出来ました。
ここが見える見えないでは、大袈裟ではなく人生が180度違うものになります。
もちろん、この社会のルールは守りますし、社会での良い悪いという概念もわかっています。
でも宇宙の真理を知り、自分の内側をルールで縛ることなく、自由で穏やかな状態で世界を見ることができれば、社会の苦しさに飲み込まれたりしなくなるのです。
そして真っ直ぐに人や物事を見れるようになることで素晴らしい人生に変化していきます。
なので、これからも本当に大切なものに気づけるヒントを沢山伝えていきたいと思っています^^