怒りの感情は自己愛を深めるための大切なヒント

あなたは誰かに対してイラッとしたりキツく当たってしまったりすることありますか？

もしかしたらそれは小さい頃に無意識に思い込んでしまった「ちゃんとしなきゃいけない」って想いからきているものかもしれません。

自己愛よりも外側から守るためにかけた制限

何かをキッカケに無邪気に自由でいる自分を閉じ込めて、周りの目を気にして生きるようになったのかも…

馬鹿にされないように

恥をかかないように

親や先生、友達にもちゃんと認められる人間であるように

そうやって自分自身に厳しく制限かけることで心を守ってきたのです。

心が傷つかないように…壊れないようにするために。

そしてその制限はちょっとやそっとでは気付けないように意識に組み込まれてしまっているのです。

絶対に触れられたくないから。

怒りの中にあるあなたの世界の正義感

そして、この制限の中にいると、この制限が基準となった『正しい』『正義』の世界になります。

あなただけの『正しい』『正義』の世界ってことです。

だからね、無意識にこの制限があると他の人に対してものすごく厳しくなります。

そして色んなことに対して不満が出てきます。

そりゃね、自分自身が「ちゃんとしなきゃ」の世界にいて、ありのままで赦されてないのに…他の人を赦すことなんて出来ないのです。

自分の中の『正しい』『正義』のフィルターで外側の世界を見ているのでね。

寛容になれない。

怒りによって守っている内側

でもね、これって自分自身の傷付きたくない部分に触れられたくないからこそ、内側を守るために他の人をかなりジャッジしちゃうのです。

他の人のアラを見つけることで内側の小心者の子は“正しい”世界をずっと存続できるから。

そしてこの世に存在していい(存在価値)という安心感を得られるのです。

だからね、この世界を生きているとものすごい他の人のアラが見えます。

無意識で見えまくります^^;

(自分基準でのアラね)

だってこの自分の世界が壊れたら困るからね！

防衛軍として外側を監視し続けるのですよ〜

怒りの感情に素直になる

ってことはね、他の人に対して

「こういう行動が赦せない！」

という怒りを感じたらかなり自分への気づきポイントってことです！

そしてここに素直になっていくことが大事。

自分の内側から起きているんだってことを受け入れるのです。

かなり受け入れたくないし、自分では見たくない内側だから最初は抵抗があるかもしれません。

なんせ何十年も隠してきたのだから。

怒りの中にある否定

でも本来はね、

自分の中の正しい、正義は“本当の世界にとっての正しいではない”

のです。

そこを受け入れられたら色んな人に対して否定してることに気づくはず。

ここもかなーり見たくない部分だけど…

だってずっと良い人でいたいもんね！

特に今のスピリチュアルは綺麗なことで上塗りすることが多いと思うのでね。

自己愛から本物の他者愛が生まれる

でもね、本当の自分に丁寧に寄り添ってあげられなかったら、外側を綺麗にしても根底は何も変わらないのですよ。

ずっと表面的に上塗りした良い人、正しい人を演じていくことになります。

私が実際に内側の蓋を開けて、とんでもない自分が沢山出てきて感じたのは…

ここを自分自身が見てわかってあげなかったら、本当の意味で魂の成長や世界がひっくり返るような喜びはなかっただろうということ。

そして誰かに対して綺麗事とかスピリチュアルの概念でとかではなくて…心の底から心地良いエネルギーで「そのままでいいよ」って優しくできなかったと思うのです。

当時は優しい、素敵な人とはかけ離れた自分がいることにびっくりだったけど、「ちゃんとした」自分を手放すにはここを素直に見てあげることが本当に大事だとわかりました。

そこを見てわかってあげるからこそ、本当の意味で根底の苦しい不自由な自分を手放していけるのです。

自己愛によって根底から救われる

だってこの部分はどんなに素敵なことを上塗りして絶対消えないから。

ものすごい自分自身で隠しまくってるからね！

“自分のことは自分でしか救えない”ってことも聞くと思うけど、こういうことです。

自分が寄り添ってあげて初めて本当の意味で解放されるのです。

昔感じたその恐怖は幻想なんだよ

もう心は壊れないから大丈夫だよ

って自分に優しく寄り添いながら感じることに素直になっていきましょうね。

怒りに気づくことで本物の自己愛と自由を手に入れる

誰かに対してイラっとしたり、キツくなったり…そんな怒りが出てきたら、相手ではなく自分自身に矢印を向けて向き合っていきましょうね。

誰かに対してこの感情があるとものすごいエネルギーをその人に使っているのでかなり疲れるのです。

誰かに対して何とも思わなくなったら本当に楽な世界が待っていますからね。

あなたの正しい、正義はこの世界の正しいでも正義でもない

ってことを意識してみてくださいね。

そんな不自由な苦しい制限は手放していきましょう。

ありのままの私を解放してあげましょうね^^